2011年 10月 26日
感謝 |
それは突然の事でした。
仕事が終わって帰宅すると、どうも胃の調子がおかしく、
寒気も感じましたので、薬を飲んで早々と床に就くことに。
すると、面白いくらいに熱が上がって行きます。
まずい!と思ったときには、時既に遅すぎました。
あぁ40℃近い。。。
寝たら下がると思い、とにかく寝ることに。
無理でした。体中痛くて寝れない。夜中にあまりの痛みで病院へ。
点滴をされながら、今日の営業どうしよう。と考えます。
行っても仕事にならないー!と言うより、行っても迷惑かけるだけだ。
でも、こんな時間に「明日手伝ってもらえませんか?」なんて誰にお願いする?
というか、急に手伝ってくれるワケないだろう!
時計を見ると朝の5時(涙)
とりあえず、インフルエンザでもなく、風邪という診断で
点滴後は、帰宅出来ることになりましたが、
やっぱり、その日は安静に。とのこと。
私7時まで待ってシェフに電話します。
K「す、す、すみません。シェフ。斯く斯く然々~。」
「誰かは入れないか当たってみます。」
シ「うーん(眠そう)。いいよー。俺1人で頑張るから、ゆっくり休みなねー。」
K「土曜日ですよ?ランチもディナーもほぼ満席ですよ?1人って?」
シ「心配しなくていいよー。早く寝なさい。」
もしや、どなたか手伝って下さる心当たりがあるのかと思い、お言葉に甘えることにしました。
翌日、何とか熱も下がり出勤してみると
ビックリ!!誰も手伝いに来ていない。
本当に1人で料理もサービスもやってのけたそうです。
その日は常連のお客様が多く、皆様、
「手伝おうか?こっちは勝手にやるから、気にしなくてゆっくりいいよ。」
と口々に言って下さったらしく、
初めてのお客様には常連のお客様から
「いつも2人なんだけどね、今日は1人だからよろしくお願いしますね。」
と、テーブル間で会話をされていたそうです。
もう、そんな話聞いたら、申し訳ないやら、嬉しいやら、
感謝の気持ちで胸いっぱいになりました。
当日、ご来店下さった皆様、本当にご迷惑をおかけいたしました。
そして、何より心から感謝いたします。ありがとうございました。
BACCHUSは皆様に愛されているレストランだなー。とさらに強く感じた出来事でした。
by LE_BACCHUS
| 2011-10-26 17:56